ササキペイント株式会社
ササペン社長の佐々木です。
親方や会社の考え方を、どこまで実際に現場で作業をする職人さんに理解してもらい、共有していけるか、という悩みや問題は、塗装業に限らずどの会社でも同じではないかと思います。
我社のクレームの殆ど(90%)は、技術的なことではなく細かい気遣いの足りなさや、再確認の足りなさから出たものです。
直してこい!と、言って本人が補修し直せるということは、本人に技術がないのではなく技術以外の心の持ち方や感覚、考え方に問題があるのです。何のために・・・と、言うことをしっかり理解させていくことが大切だと思うのです。
社内では、10年ほど前から"塗屋からの脱却"という言葉を掲げて来ました。
どういう意味かと言いますと、建築塗装という分野でペンキを塗る仕事をしていますが、、入口がペンキを塗ることだと教えてしまうと色々な問題が出てきます。大切な建物を守るために、きれいにするためにという入口から入っていかないといくら技術があっても本当の意味での良い仕事もできませんし良い技術者は育たないと思うのです。
先日、こんなことがありました。
鉄扉を再塗装する仕事があり、完了後にお客様から取手や蝶番が汚れているとのクレームが入りました。
一緒に現場に行き確認をしたところ、何度か塗装をしているようで、どうやら前に塗装した時のペンキがはみ出ていたのです。
どう思うって?私
僕が汚したのではないです。最初から汚れていました。と、職人
確かにそうだね。だけどそれでは、私が言う"ただの塗り屋"です。
私たちの仕事は、物や建物を塗装して、きれいに長持ちさせてあげることが仕事ですから、こういう時は掃除もしてあげないと本当の良い仕事とはいえないんだよ。と、私
でも・・・・と、何か言いたげな顔をしている職人・・・
確かに時間の問題やどこまでやるのかという許容範囲や色んな問題があり、難しい時も正直あります。
しかし、最善を尽くすことが仕事です。
気になる部分があったり、納得しない部分があったり、やりきれないときは、しっかり報告するということが大切だと思います。
彼が最善を尽くし、喜んでもらうことが自分の喜びと感じることのできるように育てることが私の役目なのかなぁと思うんです。
ニッポン全国どこに行っても必要とされ、あてにされる技術者を育てることが、ササペンの使命だといってもよいのではないでしょうか・・・
何のために・・・? をこれからも追い続ける会社でありたいと熱く思う私なのです。
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